MAGAZENE



    Player誌 6月号 p.205

    吉原千晶GHOST

    独自のスタンスで国内外問わず精力的な演奏活動で注目を集めている吉原千晶が待望の新作を完成。自身のアコースティックギターによるメランコリックなサウンドをベースにしつつ、ときに狂気的な音世界が繰り広げられている。詩世界の危うさ、物語性の深みともども音像の重厚さに前作よりさらに踏み込んでいて、特にチェロをともなった楽曲での緊張感は鳥肌もの。可愛らしい歌声から情念たっぷりの叫びにいたるまで、吉原千晶の歌声の魅力もたっぷり堪能できる。

    (北村和孝)




    財界「広報の窓」

    吉原千晶さんとギネス

     友人に吉原千晶さんというシンガーソングライターがいます。別名、日本のパ ティ・スミス。強いメッセージと揺らめくような独特の旋律で注目されていま す。彼女のバンドGHOSTの“Dreaming”は必聴の一枚です。
     過日、友人一同で飲んでいた時、ビール好きの彼女が「体が冷えた時はギネ ス」と言い出しました。これは凄いセリフです。中国では食品を全て、体を冷や すものと温めるものに分けてバランスを取ります。ビールは“冷”ですが、ギネ スだけは“温”に分類されます。この中国四千年の知恵(?)をあっさり看破す るのですから、音楽家の感性は怖い。
     という訳で、私のお薦めは吉原千晶さん。吉原千晶さんのお薦めはギネスで す。

    サッポロビール株式会社 広報室長 端田 晶)





    ●着うたスタート

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     「インディHITSライブ」(株式会社フォーサイド・ドットコム)
    au ez-web
     「KDDI 超リアルインディメロ」(株式会社フォーサイド・ドットコム)

    ●着メロ

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    「インディー‘SS」(株式会社エクシング/JOY SOUND)

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    ●CD Journal 3月号 p.188 新譜試聴記

    パティスミスの系譜に連なるパンク&サイケデリックな才女の2作目。
    柔和な中にときおり狂気めいたものを覗かせる詩と歌に、幽玄さを携えた音世界が淡い色彩を加味。
    夜更けと夜明けが交錯する時間帯が好きな人に強く薦めたい個性盤、ときおりポップなところも○。

    (矢作計助)

    ●CD Journal 2月号 p.94 今月の注目盤

    吉原千晶GHOSTのセカンドアルバム。
    この奇妙な名前にピンとくる人は即購入してOK。間違いない(長井秀和)!
    遠藤ミチロウ、三上寛、カルメンマキと共演ズミ、アメリカやヨーロッパでツアー経験あり、中国や韓国ツアーも予定。
    モクモクの音像のなかに浮かび上がる吉原の幽玄な歌声は、ドメスティック・ポップ・ワールドを超えたところで響く。
    アメリカで彼女のことを称して"日本のパティ・スミス"。
    たとえば椎名林檎が目指すのはこういうものなんだと思う。ってこれは下世話なダメ押し。蛇足まで。

    (上田健二)




    ●JUICE 1月号 p.18 インタビュー

    JUICE:結成時から、現在までを教えていただけますか?

    Chiaki:昔やってたバンドをやめて「もう歌やめようかな」と思ってた時に、DoorsのJim Morrisonが眠ってるパリのお墓に行って。お墓の前で「やっぱもう一回やろう」と。1人アコギでやり始めた。ギター持って、曲を作り始めたってとこからGHOSTが始まって。前は歌詞だけ、Mick JaggerやJanis Joplinみたいな感じでヴォーカルをやってたんです。今回『Dreaming』にもハーモニカで参加してもらってるギターのごんちゃんとベースのもんちゃんの3人でやり始めて。スーパードラム和田りえと知り合って、2人で関西の方にライブに行ったりして。バイオリンやピアノやシンセが入ったり。自主で3枚目出した頃に、遠藤ミチロウさんと知り合って。ミチロウさんも原爆に関する曲を書いてて、私も被爆二世だから同じ様に書いてて「原爆祈念日に一緒にやらない?」ってお誘いがあって。その時People's Recordsにその話をしたら「じゃあそれはもうリリースを」って盛り上がって、'01年8/9のライブにリリースした。その1stを持ってツアーに出て、最初国内。でヨーロッパに行ってみようって、'02年の5月頃行って、そこで初めて海外で演ったんです。帰ってきて「次はバンドで行きたい」と思って、メンバーを探し、バイト先で出会ったベースのnachiが「ニューヨーク行こうよ」と言ってくれて。彼女は元々プロのカメラマンだけど、ベースも弾いてもらう事になって。シャーミンさんもチェロでお願いして、3週間アメリカでツアー。ドラムの加藤さんに日帰りみたいな感じで来てもらって、CBGBでライブやって。どうしてもバンドスタイルで、CBGBライブ演りたかったから。それが'02年の11/25。帰って来て2ndアルバムを作ろうと、もう2年ぐらい空いてたので。この中の2曲はスタジオで、後の6曲は私の家で録って。自分でミックスして。

    JUICE:フットワーク軽いですよね?

    Chiaki:ギター1本持って旅をするのが、夢だったから。いろんな出会いもあるし。

    JUICE:ジャンルとか関係なく独特だなと、やりたい事をやってるなと感じました。

    Chiaki:聴いてる音楽がノンジャンル、あちこち良いトコ取ってきて、自分なりに消化したらああなった。ジャズ、シャンソン、美輪明宏さん、萩原健一さん、Bjork、Billie HolidayやRolling Stonesなんか好きで、そういうのが全部ごっちゃに入ってるんで、統一感出すのは、自分の歌、声を中心にして。

    JUICE:雰囲気が、生粋のロックンローラーな感じがするんですけど。

    Chiaki:王道ロックみたいな? Keith Richards大好き少女だったんで(笑)。

    JUICE:レコーディング、ライブでもいろんな方が参加されてるんですか?

    Chiaki:このバンドnachi(b)、sharmin(e.cello)、Ito(Ds.)が最近多いんです。ツアーに向けて良くして行きたいから。でもやっぱり今回の『Dreaming』でのドラム景山くん、エレキギター村屋さんともライブやりたいし。ベーシスト3人、ヴァイオリン2人、あとハーモニカとか参加してるんで、その時々で行ける人、出れる人を連れて行く。みんな出れないんだったら、私1人で。ハコに合わせて臨機応変に。

    JUICE:アルバムは所謂宅録の感じとかは、無いですね。奥行きもあって。

    Chiaki:クオリティは絶対上げなきゃいけない。やっぱり1st以上売らなきゃいけないってのが、凄くプレッシャーで。しかもPatti Smithグループのギターのレニーケイとか、国内海外いろんな人達と知り合ったから、一流の人に聴かせられるだけの、クオリティがあるものを絶対出さなきゃいけないっていう。マスタリングも初めてプロのエンジニアにお願いして。

    JUICE:詞は突き刺さる感じと、抽象的な個人的な世界を歌ってますね。

    Chiaki:最初、文学とロックの融合を考えてて、やっぱJim Morrison やPatti Smithが好きだったんで。陳腐な詞は書きたくない。優しい感じ、子供でも分かる様な言葉を使いながらってのもあったり、でも難しい言葉を使ってたりもするし、両方ですよね。曲も両方、暗い曲と優しい曲とありますから。人間の暗い面・明るい面の、両方を出していきたいというのがあって。やっぱり人間だから、醜い部分もあるじゃないですか? そういう所も歌って行きたいというのが、元々コンセプトにあったんで。


    イタンビュー:田代 洋一
    インタビュー完全版をwww.juicemusic.comでチェック!






    ●JUNGLE★LIFE vol.74 p.55 Artist Voice

    「ようやく、ジムモリソンの墓前に献げられるアルバムができました。」
    パリ・ペールラシェーズ、ジムモリソンの洗礼を受け、誕生したGHOST。遠藤ミチロウ、鳥井賀句らにも支持されたデビューアルバムから2年半。ヨーロッパ、アメリカでのライブ活動でさらにパワーアップ。ロックの聖地ニューヨーク・CBGBsでのライブは、ジャパニーズパティスミスと評され、レニーケイ(パティスミスグループ)も「力強さと美しさ、芸術性の高さに魅了された」と絶賛。
     セカンドアルバム"Dreaming"は、8割が自宅録音&ミックスされた、吉原千晶のセルフプロデュース作品。洗練された演奏、アレンジ、楽曲、歌詞、そのクオリティーの高さは、前作をはるかに上回る。「1stのアンダーグラウンドな雰囲気も好きだけど、2ndは、もっと分かり易いアルバムにしようと思って。自分に足りないものを補ってくれた、プロフェッショナルな人たちとの出会いに感謝しています。塩田浩さん(東京録音マスタリングスタジオ)田原さん(吉祥寺分家スタジオ)栗原正己さん(栗コーダーカルテット/DCPRG)そして演奏してくれたアーティストのみんな、ありがとう!!」
     唯一無二の歌声は、聖母・魔女・女戦士・幼な子へ、、変幻自在に表情を変える。ストレートなロックサウンド (こんなもんじゃない)(むこう側へ) アコースティックな叙情詩(フラフラ)(夜曲) 妖しく美しくサイケな(のびあがるもの)(あたたかい) 狂気の(イヌワシのように) そして代表曲(夢をみて)。チェロ、ピアノ、ヴァイオリン等の豪華サポートによる全8曲。「このアルバムと、また旅に出ます。これからも、応援よろしく!!」






    CDジャーナル1月号 p.288 ピープルズレコーズ特集記事掲載中
    「レーベル主宰者にきく」のコーナーで、
    (有)ピープルズレコーズ代表取締役、足立拓男氏の独占インタビューを掲載

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    12月24日のレビューに掲載されています
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