アピアのオーディションを受けたのは もう3年程前。
年に2回程しか出演しないにもかかわらず、いつもあたたかく 迎えてくれる。
優しいだけではなく、常に厳しく
育ててくれるライブハウスだ。
はじめてソロで唄ったのも ここだった。
楽屋での出演前の緊張度は 先にも後にも あれが最高値だろう。
ライブ後、一人でも大丈夫と 言ってくれたママさんとパパさんの一言が
とても力強かった。
ミチロウさんに会いたくて、受けたオーディション。
いつしか、私の相方はミチロウさんの後ろでドラムを叩き
私達は楽屋で和気あいあいとおしゃべりをして
遠く長崎の私の家で一緒に御飯を食べたりしている。。
宝島少女、、東京に憧れて、スターリンや戸川純をカリスマと崇めていた
あの頃の私は 今 とても遠くにいる。
さらに 遠くに私は行こうと思う。
ミチロウさんと、帰りの電車の中で、誰の前座がやってみたい?という話をした。
彼は ボブディランとパティスミス、、
私は キースリチャーズとパティスミス、、
18歳の頃、私はみんなに自分の夢を語っていた。
私は、キースと同じステージに立つ為に歌をうたっていく。。
それが、私の夢だ、、と。
高校時代のカリスマ遠藤ミチロウと、夢を語る私。
ひとつ ひとつ、、その夢を実現させようと思う。
どこまでも、、いきつくところはない。
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